うちの猫がてんかんになった#1 | はじまりの日

2025年12月19日金曜日

猫との暮らし

正面を向いてお座りするシャルトリュー
画像生成:Gemini



愛猫ルイが突然のてんかん発作。

早朝の恐怖、病院での診断、
そして高額なMRI検査を決意した理由。



ペット保険の見直しに救われた実体験とともに、
猫のてんかんと向き合い始めた日々の記録を綴ります。


※この記事は、うちの猫がてんかんを発症した当時に
日記として書き残していたものを、
ブログ用に少しだけ書き直した記録です。 




わが家には、猫のルイがいる。


今年で4歳になるシャルトリューの男の子で、
わたしたち夫婦は彼を息子だと思っている。


とにかく可愛くて、どうしようもなく大切な存在。
そんなルイが、今年の7月、てんかんを発症した。


キッチンでお座りするシャルトリュー
わたしたちの宝物


早朝、突然の発作


それは早朝のことだった。


ものすごい勢いでトイレから飛び出してきたかと思うと、
聞いたこともない、けたたましい足音を立てながら、
部屋中をのたうち回り始めた。


しばらくして、その場にゴロンと倒れ、
手足がびくびくと痙攣する。
口からは、よだれがつららのように垂れ下がっていた。


……てんかん?


詳しく知っていたわけではないけれど、
「こんな症状だ」と聞いたことがある。


慌ててネットで調べると、
出てくる情報は、どれもルイの様子と一致している。


発作自体はすぐにおさまったけれど、
「すぐに病院へ行きましょう」と書かれていた。



でも、病院が開いていない


問題は時間だった。
早朝で、田舎の動物病院はどこも開いていない。


少し離れた都市部の病院は深夜対応はしているけれど、
早朝はやっていなかった。


どうすることもできず、
朝一番で病院に連れていくしかない。


病院が開くまでの時間、
ただただ、怖かった。



猫のてんかんについて調べてみる


病院が開くのを待っている間、
猫のてんかんについて調べてみた。


猫のてんかんは、大きく2つに分類されるらしい。


構造性てんかん
水頭症や脳腫瘍など、脳の構造的異常が原因。
原因を治療することで、発作を抑えられる可能性がある。
猫のてんかんの約6割を占める。

特発性てんかん
原因不明。
完治は難しいが、抗てんかん薬による治療で
発作をコントロールしていく。
全体の約2割。


……うちのルイは、どっちなんだろう。


いや、そもそも、てんかんじゃなかったら?


考えれば考えるほど、
不安が募っていった。



病院での診察と説明


ようやく病院が開き、診察を受けた。


レントゲン、血液検査。
結果はいずれも異常なし。


おそらく、てんかんだろう、とのことだった。
ただし、発作はまだ一度だけ。


(てんかんは、24時間以上あけて
2回以上発作が起きた場合に診断される)


脳の状態も調べたいが、MRI検査が必要だという。


しかし、かかりつけの病院には設備がなく、
大学病院まで行く必要があるそうだ。


費用も高額になるため、
MRI検査までは行わず、
抗てんかん薬で治療を始める飼い主さんも多いとのこと。


MRI検査を希望する場合は、
大学病院の予約を取ってくれるという。



迷わずMRI検査を選んだ理由


もし治療が必要なら、
きちんと確定診断を受けて、
ピンポイントで治療を受けさせたい。


迷っている時間はなかった。
その場で、MRI検査をしたいと言った。


すると、
たまたま仕事が休みの日に予約が取れた。


かかりつけの病院を受診してから、
2日後だった。


▶︎ 大学病院でのMRI検査、当日の記録はこちら
うちの猫がてんかんになった #2|大学病院でのMRI検査



動物のMRIは時間も費用もかかる


へとへとになって帰宅後、
電話で母にその話をすると、


「昔、うちにいた柴犬も
大学病院でMRIを撮ったよ」


と言われた。


記憶にないんだが、
わたしは当時、遠方で暮らしていて
立ち会っていなかったらしい。


動物のMRIは、
行ってすぐ撮影できるものではないそうだ。


まず、麻酔や検査に体が耐えられるかを調べ、
その結果が出るまでに2〜3時間。


そこからMRI撮影に入り、
さらに1時間ほど。


とにかく、
時間のかかる検査だという。


そして、やっぱり費用も高額で、
「20万円くらいかかった」と母は言った。



保険のことを思い出す


「20万円くらいかかった」と聞いて、
ひえー、やっぱりそんなにかかるんだ……
と思った。


その一方で、
ふと思い出したことがある。


そういえば今年の3月、
ペット保険を見直したのだった。


それまでは、
1日の補償上限が14,000円のプラン。


正直、それで十分だと思っていた。


でもなんとなく不安になって、
免責5,000円を負担すれば、
あとは7割補償される
少し手厚いプランに切り替えていた。


……たまたま。
本当に、たまたま。


今思うと、
あのときの自分、グッジョブすぎる。


こんなときにお金の心配をして、
なんだか、いやーね、と思いつつも、
現実問題として、
やっぱり大事なことでもある。



本人は、いつも通り


そんなこちらの心配など知るよしもなく、
ルイはいたって通常営業だった。


ごはんを食べて、
部屋をうろうろして、
気が向いたら甘えてくる。


てんかんというと、
発作のときは本当に苦しそうで、
見ているこちらのほうが
心が折れそうになる。


でも、それ以外の時間は、
驚くほど、今までと何も変わらない。


本当に、何も変わらないのだ。


早朝のあの異常な様子は、
何かの間違いだったらいいのに。


そんなふうに、
何度も思った。




追記

現在、ルイは投薬を続けながら、
変わらず穏やかに過ごしています。

あの日の不安も、
今の日常の一部になりました。

ルイとの暮らしのことは、こちらにまとめています。
シャルトリューのルイと暮らす毎日|記事まとめ

このブログを検索

そう

夫と猫のルイくんと暮らすアラフォー。
乳がん罹患をきっかけに
がんばりすぎない暮らしへシフト中。
専業主婦になりたい在宅ワーカー。

このブログについてと、
運営者プロフィールをまとめています。
▶ ブログ紹介・自己紹介

迷いながら、一歩ずつ。
毎日言葉を紡いでいます。
応援してもらえると嬉しいです。
ブログランキング・にほんブログ村へ

人気の投稿

QooQ