治療と未来のために——妊孕性温存を決意

2025年12月22日月曜日

乳がん

お腹に手をあてて目を閉じる女性
画像生成:Gemini


乳がんステージ2Aと診断され、
全摘手術と抗がん剤治療を前に、
「将来、子供を授かる可能性」をどう残すか。
悩んだ末に私が決断した、
 「卵子凍結(妊孕性温存)」の全記録です。


この記事は、
当時インスタグラムに書いていた
乳がんの話を、ブログ用にまとめ直したものです。


自分の記録として、
そして、誰かの役に立てばうれしいなと思って
書いています。



乳がん治療のリスクー妊孕性を失うかもしれないということ

左胸にできた小さなしこりと、
ぴりつくような痛みを覚え、
病院にかかった。


精密検査の結果、
乳がん ステージ2A/ルミナールHER2
といわれた。


そこから決まった治療が、


  • 左胸の全摘出
  • 4〜6ヶ月の抗がん剤治療
  • 5〜10年のホルモン療法
    (女性ホルモンを抑える薬を毎日服用)


治療の説明を受ける中で、
抗がん剤は卵巣にダメージを与えるため、
年齢的に閉経のリスクがある
と言われた。


仮に閉経しなかったとしても、
ホルモン療法の期間中は
胎児奇形のリスクがあるため、
避妊が必須
とのこと。


治療がすべて終わる頃には、
40歳を超えている。


今はパートナーはいるけれど未婚で、
子どもはいない。


でもいつかは子どもを…
となんとなく思っていたから、
子どもが望めないかもしれないという現実が
ショックだった。


そんなわたしに先生が
提案してくれたのが、


生殖補助医療による妊孕性温存し、
治療後に子どもを諦めない可能性を残す
というもの。



妊孕性(妊娠する力)を温存する方法

妊孕性=妊娠する力を温存するための
生殖補助医療は、
次の3つの方法がある。


  • 卵子凍結
  • 受精卵凍結
  • 卵巣組織凍結


未婚のわたしは、
卵子凍結か卵巣組織凍結ができるとのことで、


短い期間の中で
どちらを選択をするか
すごく悩んだ。



悩んで、調べて、そして決断したこと

妊孕性について調べれば調べるほど、
現実的なこと——
お金、時間、手間、リスク——
が次々に出てきた。


生殖補助医療は保険適用外で、
自治体の助成金がある場合もあるけれど、
基本は自己負担だ。


それでもわたしは、
悩みに悩んで
卵子凍結をすることに決めた。


「未来の可能性を
少しでも残したい」
と思ったから。


乳がんになって
初めて知った言葉、妊孕性。


そのほかにも、
毎日のように
“初めて知ること”が増えている。


わたしの世界が
すこしずつ、
変わっていっている。



まだ始まっていないけれど

治療はまだ始まっていない。


この先、
しんどくて
書き込みすらできない日も
あるかもしれない。


それでも、
気持ちはできるだけ前向きに。


書けるうちに、
感じたことを
できる限り
残しておきたい。


※この記事は個人の体験談です。
実際の治療内容や助成金については、
必ず主治医や各自治体の専門窓口にご相談ください。



※このブログの内容は個人の体験に基づく記録であり、
医学的な診断や治療を推奨するものではありません。


乳がん関連記事はこちらにまとめています。
わたしの乳がん備忘録 | 記事まとめ

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そう

夫と猫のルイくんと暮らすアラフォー。
乳がん罹患をきっかけに
がんばりすぎない暮らしへシフト中。
専業主婦になりたい在宅ワーカー。

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