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▶ うちの猫がてんかんになった #7|発作が止まった後に起きた肌トラブルと、手作りカラーの夜
フェノバルビタールに変えて1ヶ月、発作は「0」
薬をフェノバルビタールに切り替えてから、ちょうど1ヶ月が経った。
この1ヶ月間の発作の回数は、ずっと「0」のまま。
これまでは、何かあればすぐにGoogleカレンダーを開いて、時間を細かく記録していた。
でも、最近はアプリを開くこともない。
カレンダーの履歴が病気の記録で埋まっていくのを見るのは、やっぱりどこか心が削られるような思いがあったから、この変化は本当に大きい。
朝起きて穏やかな顔を確認し、夜も大きな心配をせずに眠りにつける。
そんな当たり前の日常が、今は何よりも大切で、心の底からホッとしている。
これまでの苦労が、やっと報われたような、そんな静かな喜びを感じる今日この頃。
あのアレルギー騒ぎは何だったんだろう?
前回の記事で書いた、アレルギーの症状についても大きな変化があった。
病院で処方された「アポキル」というアレルギーの薬を飲んだら、みるみる良くなっていったのだ。
真っ赤に腫れていた皮膚が、スルスルと元に戻っていくのを見て、ただただ驚いた。
さらに不思議なのは、今はもうそのアポキルも飲んでいないのに、アレルギー症状が全く出ていないこと。
原因がはっきりしないのは少しモヤモヤするけれど、あんなにかゆがっていた姿を見なくて済むようになったのは、本当に救われる。
「あれは一体何だったんだ……」って今でも思うけれど、嵐が過ぎ去ってくれたなら、今はそれでいいと思っている。
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| カラーが外れるのはかさぶたが消えてからかなあ |
ジアゼパムを減らす、という大きな一歩
主治医の先生と相談して、もう一つ前向きな決断をした。
これまで1日3回飲んでいたジアゼパムを、1日2回に減らすことになった。
薬の回数が減るというのは、それだけ今の状態が良いと認められた証拠。
もともとジアゼパムを飲んでいたけれど、猫のルイにとってはそれだけではなかなか思うような効果が見られなかった。
けれど、フェノバルビタールに変えてから、ようやくこうして「安定」という手応えを感じることができている。
もちろん「もし減らしてまた起きたら……」という不安がゼロなわけじゃない。
けれど、今のこの安定した様子を見ていれば、きっと大丈夫だと思える。
生活の中から少しずつ「薬」や「病気」の影が薄くなっていくのは、本当に大きな、そして嬉しい一歩。
あの夏から、ここまで歩いてきて
去年の夏、はじめてルイの発作を目の当たりにしたときのこと。
あのときは、ルイがそのままどこか遠くへ行ってしまうんじゃないかと、本当にかき乱されるような思いだった。
目の前で起きていることが信じられなくて、ただただ怖くて仕方がなかった。
でも、あのとき怖さに負けずに、病院でちゃんと検査をして、原因を見極めてピンポイントで治療を始めて、本当によかった。
自分たちの選択が、ようやく今のルイの穏やかな時間に繋がっているんだと実感できている。
まだまだ油断はできないけれど、この「0」という数字を大切に守りながら、一歩ずつ進んでいきたい。
今は、頑張ってきた自分たちのことを、素直に褒めてあげようと思う。
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| ルイ!えらいぞ! |
今回の診察メモ
お薬:
ジアゼパム(1日3回 → 1日2回へ減薬)
フェノバルビタール(1日2回)
アポキル(服用終了・現在なし)
体調の変化:
フェノバルビタール切り替え後、1ヶ月間発作なし(発作回数:0)。
アポキル服用後、耳の後ろや頭頂部の赤み・脱毛が完全に消失。
現在は薬を飲まなくてもアレルギー症状は再発せず、毛も生え揃ってきた。
診察結果:
発作が安定しているため、ジアゼパムの減薬を開始。
アレルギー症状は一旦落ち着いたと判断。今後も皮膚の状態を注視。
投薬の切り替えが功を奏した形。
※ このブログは、ルイとわたしの個人的な歩みを綴ったものです。
猫ちゃんの体質や状況は一匹一匹違います。
治療法やお薬については、この記事を一つの「体験談」として受け止めていただいた上で、必ず信頼できる獣医師さんとお話しして決めてくださいね。
ルイとわたしたちが選んだ道が、どこかの誰かの小さなヒントになれば嬉しいけれど、それぞれの猫ちゃんにとっての正解は、ぜひ専門家の先生と一緒に見つけてあげてください。
ルイとの暮らしのことは、こちらにまとめています。
シャルトリューのルイと暮らす毎日|記事まとめ


