「食べたよ」の報告。自動給餌器がくれた猫との新しい形。

2026年2月10日火曜日

おでかけ・お買い物 猫との暮らし

グレーの猫(ルイ)を優しく抱きしめ、微笑み合う女性のイラスト。「Is it okay to live at my own pace?」という英文が添えられた、温かい雰囲気の自己紹介画像。
画像生成:Gemini


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ルイとの暮らしを支えてくれている大切な道具について、わたしの素直な実感を綴っています。



自動給餌器で守る、ルイのリズム

愛猫・ルイがてんかんになってから、しばらくしてのこと。
ルイのご飯を自動給餌器で出すようになった。


円盤型の自動給餌器からご飯が出てくるのを、上からじっとのぞき込んでいるグレーの猫(シャルトリューのルイ)。
「なんだこの怪しいまるいやつ」


自動給餌器の横で、舌を出して口の周りをぺろりと舐めるグレーの猫。食後の満足した様子。
「まるいやつから美味しいの出てきた!」

毎日決まった時間に、正確にてんかんの薬を飲ませる必要があるからだ。


▼合わせて読みたい
うちの猫がてんかんになった#1 | はじまりの日


一日のスケジュールは4時、6時、14時、16時、そして22時。
(その内服薬タイムは4時と16時)
一日五回……自動給餌器の力を借りないと正直厳しい。



緊張から解放してくれた、円盤の回転。

ご飯、あるいはご飯と一口のおやつの中に埋め込まれた薬。
時間がくると、円盤型の給餌器が静かに回転し、次の食事が顔を出す。

「時間がずれたらどうしよう」と、時計を何度も気にしていた緊張感から、わたしはようやく解放された。
正直、かなり助かっている。


使い始めたばかりの頃、時間が近づくと給餌器の前で静かにスタンバイする ルイの姿が、ただただ可愛かった。


「ルイくん、もうすぐだよ」


声をかけると、ルイは一瞬だけこちらをちらっと見て、またすぐに機械へと視線を戻す。
ちゃんと時間がわかっているんだ。
ルイはなんて賢いんだろうと、どこか誇らしい気持ちにもなった。



欠落した「手触り」のあとで

けれど、しばらく経つと、ふと指先に小さな空白があることに気づいた。


「わたし、やることがなくなっている」


これまでは、食事の時間になるたびに袋を開け、重さを量り、お皿を置いていた。
食べ終えたお皿を洗うことまで含めて、当たり前に繰り返してきたわたしの日課。


ルイの病気と向き合いながら、 必死に手を動かしていた一連の「お世話」の感触が、ごっそりなくなってしまったのだ。
便利になったはずなのに、心だけがどこかに置き去りにされたみたい。


機械に任せたことで、ルイとのつながりが 少しずつ薄れていってしまうような気がして、なんだか、さびしかった。



「食べたよ」という、静かな合図

ところが、自動給餌器に変えてから、ひとつ嬉しい変化があった。


ルイが食事を終えると、必ずわたしや夫のそばにやってくるようになったのだ。
鳴くわけでもなく、甘えるわけでもない。
ただ、近くまで来て、すっと座り、こちらをじっと見上げる。


「食べたよ」 「終わったよ」


そんなふうに報告しているみたいで、そのたびに胸がきゅんとする。


食事を終え、満足そうな表情でこちらをじっと見上げる、エリザベスカラーをつけたグレーの猫のアップ。
どこにいても報告に来るルイ


お世話をするわたしの「手」は、前ほど必要なくなったかもしれない。
けれど、ルイの中で、ご飯の時間は今も変わらず、わたしたちとつながっている大切な時間だったんだ。


世話をする手間は減ったけれど、関係まで薄くなったわけじゃなかった。
むしろ、「ちゃんと見ていてほしい」という ルイの純粋な気持ちが、前よりはっきり伝わってくる気がする。



機械が運んでくれた、新しい絆の形

今回、わたしが選んだのは、最大で6回まで細かく給餌設定ができる円盤型のタイプ。
最初は「正確に動いてくれればそれでいい」と思っていたけれど、実際に使ってみると、その細やかな配慮に何度も救われた。


使ってみて実感した自動給餌器の良い所

  • 6食分の安心:ルイの薬の時間にもぴったり合わせられる。

  • ウェットフードも鮮度を保てる:アイスパック(保冷剤)がついているから、真夏でも傷みを気にせず、ルイの好きなウェットフードをセットできる。

  • 清潔を保てる:簡単に分解して水洗いできる。ただ、6つに仕切られたトレーを洗うのは、少し手間だ。けれど、それが一日に一度のことだから「まあ、いいか」と思っている。

  • 部屋に馴染む形:見た目がとてもシンプルで、インテリアの中で主張しすぎないのがいい。


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この機械が運んできたのは、正確な時間だけじゃなかった。 お世話の代わりに生まれた、静かに見守る時間。

今日も、食後の報告に来たルイの、柔らかい頭をそっと撫でる。
 手のひらから伝わるルイの温かさは、以前よりもずっと、混じりけのない純粋なものとして感じられる。


「えらいね、ルイ」


そう声をかけると、ルイは満足そうに目を細めた。
自動給餌器という無機質な機械を暮らしに招き入れたことで、わたしの指先から消えた「お世話」の感触。
けれど、その空白を埋めるようにして、ルイとの間には新しい対話の時間が流れ始めた。




ルイとの暮らしのことは、こちらにまとめています。
シャルトリューのルイと暮らす毎日|記事まとめ

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そう

夫と猫のルイくんと暮らすアラフォー。
乳がん罹患をきっかけに
がんばりすぎない暮らしへシフト中。
専業主婦になりたい在宅ワーカー。

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