![]() |
| 画像生成:Gemini |
※この記事はアフィリエイト広告を含みます。
生まれてはじめて、セーターを編み上げた。
ずっしりとした温もりと一緒に、言葉にできない達成感がやってきた。
完成したセーターに袖を通したあの瞬間、自分の中の何かが少し新しくなった気がした。
![]() |
| コレ、オレガアンダ…… |
きっかけはThreadsで見かけた一枚の写真。
誰かがこのキットを「まとめ買い」しているのを見て、直感的に「これだ」と思った。
その名は、「みんなのセーター マルチ」。
わたしの「編み物スペック」
これから挑戦しようと思っている人のために、わたしの編み物レベルをつらつら。
かぎ針編み: 編み図を見ながらトートバッグやブランケットを完成させられるレベル。基本的な編み方は理解していて、一つの作品を最後まで仕上げる根気はある。
棒針編み: まったくの初心者。姉からもらった三國万里子さんの本を読んで、「いつかわたしも棒針に挑戦したい」と憧れを持った。まずはフェリシモの「はじめてさんのきほんのき 棒針編みてとりあしとりレッスンの会」で、ガーター編みとメリヤス編みの基礎だけを習得。
「みんなのセーター マルチ」に惹かれた理由
どうしてこのキットだったのか。そこには、初心者にとっての「救い」が詰まっていたから。
✅ 1玉で完結する:毛糸を何玉も管理するストレスがない。
✅ とじ・はぎがない:縫い合わせる難しい作業がなく、首から下に向かって編んでいくことでそのまま形になる。
✅ YouTube動画が最強:迷ったとき、動画が隣で並走してくれる安心感。
わたしが参考にした動画はこちら
この動画があったから、迷子にならずに最後までたどり着けた。
「これなら、わたしでも最後までいける」 そう思えたのが、一番の決め手だった。
✅ 糸替えなし:途中で糸を結ぶ手間がなく、ただひたすら編むことに集中できる。
![]() |
| 夫の分も編もうと買った。 これをぐるぐる編んでいくだけでグラデーションセーターが出来上がる! |
わたしが編んだのは、この「1玉」の世界。
最初の一歩を踏み出す勇気をくれた、魔法のような毛糸。
![]() |
原ウール Knitworm Chatea 編み物キット みんなのセーターマルチ (10.Moon black) 新品価格 |
リアルな格闘の記録
もちろん、魔法みたいにスイスイ編めたわけじゃない。
袖の編み始めの壁: ここが最大の難所。動画を何度も巻き戻し、一時停止し、目を皿のようにして格闘した。
力加減の誤算: 集中しすぎてきつく編んでしまい、丈が少し短くなった。着られるけれど、少しだけ窮屈な自分だけの「はじめて」の形。
糸始末の甘さ: ゴールが見えて、最後だけ少し雑になってしまったのはご愛嬌。
3ヶ月という月日が、わたしにくれたもの
振り返れば、完成までに3ヶ月かかった。
でも集中すれば、1ヶ月くらいで編めたのかもとも思う。
仕事が忙しすぎて病んでいた時期。
部屋の隅に置かれた毛糸玉を見るのもしんどくて、わたしの編み棒はピタリと止まった。
でも、編み物は逃げずにそこで待っていてくれた。
3ヶ月という時間は、わたしの心が少しずつ平熱に戻っていくために、どうしても必要な時間だったんだと思う。
次は、夫のために……の前に。
手元には、夫の分として買ったもう一玉がある。
自分の分は「練習」だったけれど、次は夫の分。
今回の反省を活かして、次はもう少しふんわり編もう。
……と思っていたけれど、今は正直、ちょっとだけ疲れてしまった。
はじめての大物を編み終えて、わたしの指先も心も、今は違うリズムを求めているみたい。
違うもの編みたい。
だから、夫のセーターに取り掛かるのは来年になるかもしれない。
今は別の小さなものを編んだりして、この達成感をゆっくり味わおうと思う。



