うちの猫がてんかんになった #9|ジアゼパム卒業。戻ってきたゴロゴロ音と軽やかな足取り
画像生成:Gemini 前回の記事はこちら ▶ うちの猫がてんかんになった #8|発作がフェノバルビタールで「0」に。1ヶ月の経過報告 ※この記事は、うちの猫がてんかんを発症した当時に日記として書き残していたものを、ブログ用に少しだけ書き直した記録です。 これまでのこと:嵐のあとの凪(なぎ) 去年の夏、突然始まったルイのてんかん発作。 暗闇の中を手探りで進むような日々だったけれど、フェノバルビタールに切り替えてから、発作の回数は「0」になった。 真っ赤に腫れていた皮膚トラブルも嘘のように消え、ようやく私たちは「静かな日常」の入り口に立っている。 薬が減るということ、ルイが戻ってくるということ 前回の診察から2週間、フェノバルビタールとの相性が良かったルイは、発作「0」を継続したまま、新たなステップを踏み出した。 1日2回に減らしていたジアゼパムを、1日1回へ。 そしてそこからさらに2週間、何事もなく穏やかに過ごせたことで、ルイは ジアゼパムを卒業 することになった。 薬が1種類減る。 それは単に飲む回数が減るということ以上に、ルイの体から「薬の影」が薄くなって、本来の姿が戻ってくるような、そんな感覚だった。 「黄色いお薬(ジアゼパム)もう飲まなくてもいいんだってー」 消えていたゴロゴロ音が、また聞こえ始めた ジアゼパムをやめてから、家の中に少しずつ、けれど確かな変化が起きた。 まず、歩くときの足音。 これまではどこか足元がおぼつかないような、ドタドタとした重い音がしていたけれど、今はすっかり静かになった。 しなやかで、軽やかな、本来の猫らしい足取り。 足音がしないから振り向いた先にいるとびっくりすることも そして何より嬉しかったのは、 喉の「ゴロゴロ」という音 が戻ってきたこと。 一時期、撫でても機嫌が良くても、あの音が聞こえなくなっていた。 ネットで調べたら「大人になると鳴らさなくなる子もいる」なんて書いてあったから、「ルイも大人になったんだね」なんて自分を納得させていたけれど。 薬をやめた途端にまた喉を鳴らし始めたルイを見て、「ああ、やっぱり薬の影響でしんどかったのかな」と胸が締め付けられた。 本人はケロッとしているからわかりづらいけれど、小さな体でずっと頑張っていたのだ。 大学病院の先生の言葉を、お守りにして 日中、起きている時間も長くな...